坂ファーム|安心・安全なお米を生産する東海市の農家です。
坂ファームは愛知県東海市にある低農薬有機栽培にこだわった農家です。
お米のイメージは、東北、北陸、北海道のイメージが強いのですが、愛知のお米も美味しいのです。
なぜなら、名水百選に選ばれた木曽川中流域から農業のために引き込んだ水路(愛知用水)の水を使っているからです。
人里離れた木曽川中流域から引き込んでいるので生活用水で汚染される心配もありません。
また、田んぼへ給水するとき水は、高い位置の田んぼから順に低い田んぼへと流れていきます。
いくら、たんぼに農薬を入れないようにしても水上の田んぼが農薬を使用していまうと下部の田んぼには農薬の含んだ水が流れ込んでしまいます。
坂ファーむは、田んぼ区画全部を管理しているため近隣の田んぼの農薬に悩まされることはあまりありません。
こうして作られたお米はお子様にも安心・安全なお米を作ってております。
安心・安全な証明として、作ったお米をつくば分析センターにて残留農薬の試験を行いました。
残留農薬検知せず、カドミウム、放射能も検知されませんでした。
今後日本でも規制がかかることが予想させる硝酸態窒素も驚異的に低い値でつくば分析センターの方も驚いておりました。
現在栽培しているお米は、ミルキークイーン、こしひかり、ひとめぼれ、あいちのかおりの4種類です。
良い土とは
良い土とは、水はけが良く保水性がありミネラルなどの栄養素が豊富な状態を言います。
こうした良い土は団粒構造を構築します。
団粒構造とは、土壌にたくさんの微生物が生息し微生物の出す粘着物資により土が小さな塊を形成し小さな団子が集まった状態を言います。
団粒構造が形成される団粒の中に水分が保たれ、空気の通り道ができるため通気性が良くなり、過剰な水分が下に流れてくれます。
良い土を作りには土壌の生物を育てる環境を整えると言っても過言ではないでしょう。
枯れ葉や木の枝などの有機物をミミズなどの小動物が分解し、その分解されたものを線虫、細菌、藻、糸状菌、放線菌と食物連鎖が繰り返されその死骸などが植物の養分として吸収されたり、微生物が植物の根から養分栄養素を吸収するのを手伝ったりしています。
正に良い土は野生の王国なのです。
良い土で育った植物は、病気にも強く美味しい作物を実らせます。
坂ファームでは、良い土壌を保つために、籾殻と米糠にEM菌をまぜた有機物を散布し、農薬の代わりに納豆菌を散布するなど手間は随分と掛かりますが極力農薬を使わないようにしています。
農薬、化学肥料を使う悪循環
作物の見栄えを良くしようと農薬を使うと害虫を殺しはしますが、その代償として土壌にいる微生物までも殺してしまいます。
小動物や微生物が少なくなるので有機物も分解されず食物連鎖がなりたたなくなります。
団粒構造も構築されず養分が少なくなりどんどん痩せた細った土地になってしまいます。
そして足りなくなった養分を補うために化学肥料を与えるようになります。
化学肥料は、土壌生物の餌ではなく植物に直接吸収されるので根も貧弱になり害虫の耐性も低くなりそれに合わせて農薬も強くしなくてはならなくなります。
又、害虫も農薬に対する耐性があがり農薬がどんどん強くしなくてならなくなります。
こうして農薬により土壌の生物が減り、化学肥料を投入という悪循環で育った作物が市場に出回っているのです。
化学肥料によりもう一つ大きな問題がでてきています。化学肥料により養分が過剰になると硝酸態窒素が多く含んだ作物となります。
硝酸態窒素の人体への健康被害があるという事で欧米ではすでに基準値を設け規制されています。
日本でもそのうち規制がかかると予想されますが、ほとんどの農家が困惑するためかまだ規制されていません。
硝酸態窒素について
植物の生育には、肥料として、窒素、リン酸、カリウムの3要素が欠かせないのですが、最近は、硝酸態窒素物質が社会問題となってきています。
窒素は葉の生育に必要不可欠な要素であり、硝酸態窒素は植物が窒素を吸収することで必ず生成されるものです。
しかし、過剰に摂取するとメトヘモグロビン血症など酸素欠乏症を引き起こす可能性があり、発ガン性もあると最近問題になっています。
EUでは、すでに硝酸態窒素に基準を設け作物に表示が義務付けられていますが、残念ながら日本ではまだ飲用水に対してしか規制がありません。
植物
最近徐々に問題意識が高くなり、一部のスーパーでも自主的に表示しているとことも出始めてきています。
原因は、科学肥料や家畜糞たい肥の過剰投与により土壌に窒素が過剰となっていることが一因とされています。
家庭菜園を行っている方も、いくら無農薬でがんばっても肥料のやりすぎは禁物です。
窒素は葉の生育に必要な要素です。関連しています硝酸態窒素が多い作物はは、緑が濃く、味にえぐみがでます。
坂ファームのお米は、硝酸態窒素は13ppmと驚異的に低い数値となっています。
※葉物野菜の基準値は2000〜6000ppm
連絡先
〒477-0031 愛知県東海市大田前畑15-1
電話・FAX 0562-32-6589
携帯電話 090-2343-2085 又は 090-1746-6589
坂 信義
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